日々のこと

昭和61年生まれの既婚子なしの女が、思ったことをだらだらと話すブログです。

価格と質の話(後編)

顔もそうだが、そこまで乾燥肌ではない吾輩は、元々汗っかきということもあり、とにかくベタつかないボディソープを希望している。昔流行ったシーブリーズのような、冷たさをともなう爽快感までは求めてはおらず、高い洗浄力さえあれば、(普段、異常なまでに…

価格と質の話(前編)

どこの企業も値上げを余儀なくされ、我々夫婦がひいきにしている"株式会社良品計画"さんも、その時代の波に呑まれている。 バウムクーヘンが好きで好きで気が狂ってしまい、今やもうバウムの製造メーカー"株式会社香月堂"さんのバウムしか(食いたくない!)と…

渋谷の喫茶店の話

おそらく何を注文しても(おいしいコーヒーの味がする)と、感じるだろうから、スマトラマンデリンという、どこにあるかもわからない、国っぽくも島っぽくもある名前のコーヒーを注文した。 渋谷の宮益坂を一本路地に入った、あまりひと気のない場所にある喫茶…

"それだけ"の話

"カプリコのあたま"のように ("それだけ"を売って欲しい) と思うものがある。それもかなりたくさん。グリコのジャイアントコーンの、チョコレートがたっぷり詰まったコーン先。たいやきの型から漏れだした、ヒラヒラカリカリの"羽"。 けれども、それらが売ら…

誕プレノイローゼの話

贈り物を選ぶのが好きなのと、そのためにデパートをブラつくのが好きなため、誕生日プレゼント選びも比較的好きなほうだと思っていたのだが、もうすぐ37歳をむかえる今年、気が進まないと言うか、(現金以外で嬉しいものなどなかろうに‥!)という思いが強くな…

美しい人の話

通勤時によく会う女性が居る。乗り換え駅の短いエスカレーターに乗る際、女性は対向通路からやってきて、ほぼ100パーセント、吾輩より先にそのエスカレーターに乗る。別に吾輩を見つけたとたん早足になるのではない。たまたま女性の歩幅と吾輩の歩幅の兼ね合…

ビュッフェと食べ放題の話

以前にも話したが、最寄駅からふたつ先にある駅に、モーニングブュッフェを開催しているパン屋がある。パンとドリンクがブュッフェ形式でいただけるのは9時から10時までの間で、席の利用は11時まで。2階のカフェスペースでの開催となり、 コロナ前に利用した…

手帳のおつかいの話

先日、仕事帰りに最寄駅の書店にいったら、50代くらいの女性が、おそらく家族相手に電話で 「‥うん、そう。今、手帳売り場」 と話していた。続けて 「‥日曜始まりのと月曜始まりのがあるわねぇ‥どっちがいいんだっけ?」 と言っていた。 吾輩は(旦那さんのお…

平積みされた文庫の話

たまにふらりと立ち寄る、気に入りの本屋がある。奥渋にあるSPBSという本屋で、本屋と言うよりも、本のセレクトショップという感じのお店である。 雑貨やアパレルの商品がかなり充実しており、若い世代に人気のオーストラリア発のスキンケアブランドAesopの…

"アタタメ""オススメ"された話

「"アタタメ""オススメ"していますが、いかがなさいますか?」と言われ、"アタタメ""オススメ"がやけに韻を踏むので、すぐに頭の中で理解できなかった。 "いかがなさいますか?"ということはおそらく。何かを選ばないといけないのであろう。 ぼんやりと("ア…

セブンイレブンでやってるフェアの話

駅から会社までの道のりにわりと大きめのセブンイレブンがある。エコとケチの間を闊歩する、まもなく37歳になる既婚者の吾輩は、コンビニに落とす銭のほとんどをもったいないと考えているため、長らくお世話になっていないどころか、(何か良いものあれば買っ…

わらび餅のゆううつの話

以前からわらび餅を食べるたびに思っていた。 我々日本人は、わらび餅の容器に残るきなこを、"すべてすくうのは無理だから食べない"としているが、日本の文化に不慣れな外国の方々は、あれをどうにかしてすくって食べているのではないか?すくえもしない爪楊…

クッキー&クリーム味のたい焼きの話

最寄駅にあるたい焼き屋"銀のあん"で、今年も昨年に引き続き、期間限定で"クッキー&クリーム"味が発売された。 去年食べた際、あんとして仕込まれていたココアクッキーが、思いの外フニャっとしていて、無類のクッキー&クリーム好きの吾輩としては、(むー‥た…

はと麦の話

少し前に行った食堂で、ご飯に見たことのない穀物が入っており、食べてみるとムニムニと面白い食感で、メニューを見返すと、そこには"はと麦ご飯"と書かれてあった。 爽健美茶のCMで歌われている「はと麦、玄米、ツキミソウ〜♪」の"はと麦"である。プチプラ…

日本茶の専門店に行った話

かなり前から、渋谷スクランブルスクエアにある伊藤園のコンセプトショップ"ocha room ashita"という和カフェに行ってみたかったわけだが、先週末、ついに機会が訪れ行ってきた。 まだランチタイムとも言えそうな時間帯だったためか、待っているお客さんは一…

和菓子の話

二子玉川に出かけると、いつも行列をなしている店がある。老舗の和菓子店のようだが、我々夫婦は和菓子に対する関心が薄く、毎度毎度スルーさせてもらっていた。 結婚してまもなく四年となるが、飲兵衛の夫がおはぎやらだんごを、自ら買って食べている姿は見…

出汁の話

昆布と鰹節で出汁をとったことがなく、36年と三ヶ月ちょっとを生きてしまったわけだが。今、吾輩の実妹が食品系の商社に勤めているとかで、取引先からもらった花かつおや厚く削った鰹節やらの"いろんな鰹節"を大量に横流ししてもらった関係で、齢(よわい)36…

一本のマヨネーズの話

我が家ではマヨネーズ、トマトケチャップ、中濃ソースといった大抵の調味料は、夫しか使わないのである。吾輩が使うとすれば、チューブのわさびとからしくらいなもので、たまに気まぐれで、アルトバイエルンかシャウエッセンのどちらかのウインナー(※名前を…

ひとくち大の話

女性に限ったことなのだろうか‥?ひとくち大の食事が並ぶ食べ放題や、アフタヌーンティーでケーキスタンドに乗せられた小さなスイーツやセイボリーが好きなのは。 女性に限ったことなのであろうか? "プレおばさん"代表として言わせてもらうと。違う味のもの…

シームレス魔法瓶の話

アラフォーともなると、冬に冷たいお茶を飲もうものならば、体の奥底から冷えて、誰に脅されてるわけでもないのに、気づけば、奥歯がガタガタとふるえているという、なんとも情けないざまとなる。 あたたかい部屋であろうと。あたたかい格好をしていようと。…

親知らずを抜いた時に感じたことの話

前回の続きになるが、吾輩の立派過ぎる親知らずは、緊急の手術により、無事抜歯するに至った。 残りの歯と神経を抜くという手術だったのだが、麻酔のおかげで痛みは全くといっていいほど感じられなかった。 身体に悪寒がはしるほどの、あの恐ろしい頭痛から…

初めて親知らずを抜く日の話

痛い。痛すぎる。死ぬほど痛いってのは、もっと痛いことを言うんだろうけど。今も死にそうなんだから、死ぬほど痛いと言わせてもらいたい。てか、言いたい。いや、昨夜夫にそう言っていた。 痛い‥死ぬほど痛い。身体中に力が入らないほど、痛い。 実は吾輩、…

休みの朝の天気の話

朝寝坊をしてもいい休日に、朝からしっかりとした雨が降っていると、吾輩は大変幸福を感じるらしい。 ベランダから差し込む光が、白くぼんやりしているせいか、部屋の中もまた、青や灰の色に染められてゆく。 この薄暗さが、寝坊していることを忘れさせるの…

寿司屋に行った話

比較的、魚のうまい所で生まれた吾輩は、都会で高い金を払ってまで魚を食べる気にはなれず、かれこれ人生も37年目に突入しようというのに、ちゃんとした寿司屋には行ったことがないのである。うなぎにもまったく興味がないものだから、老舗のうなぎ屋にも行…

あるとんかつ店の話

昨年11月中旬。ミシュランガイドの2023年東京版が発表され、ミーハーな吾輩はビブグルマンというコスパ最強のレストランや、自分たちの生活水準からギリ行けそうなひとつ星のレストランなどを検索していた。 ビブグルマンで多く選ばれている料理は、蕎麦・ラ…

和菓子の話

和菓子をあまり食べないせいか‥いや、そのせいにするが、実はつい先日、トラップにかかってしまった。 空腹でスーパーに立ち寄り、食べるものを調達しようとしたところ、ふと和菓子コーナーにある一口大の黒ごま団子が目にはいった。 いつもなら通り過ぎる吾…

食べたいおせち料理と食べたくないおせち料理の話

おせち料理のほとんどが、佃煮のような甘い味付けであるため、塩からい食べ物が好きな飲兵衛の(※と言ってもそこまで飲めない)我々夫婦は、かまぼこと紅白なますさえあれば十分とも思っている。しかし、「来年は自家製カレー作りに励むか!」と話したところ、…

お気に入り機能の話

服飾雑貨のオンラインストアに、必ずと言っていいほどある"お気に入り"というハートマークをつける機能。あれを吾輩も大活用しているわけだが、例えば、お気に入り登録しているにも関わらず、店舗で購入する機会があったとする。その場合、自分で購入したの…

セリア様の話

先日、近所のセリアに行った際、 (なぬ!?) という商品に出会った。 クリスマス関連の商品のコーナーに"ぬいぐるみコスチューム"なるものが売られていたのだ。 要するにぬいぐるみや人形に着せる衣装のことである。 その種類も実に豊富で、サンタ帽から赤と…

季節限定商品の話

毎度思うのだが、スタバのシーズン限定商品の売れ残りはいったいどこに行くのであろう‥ ついこないだまでハロウィンモチーフのマグやらタンブラーが店先を飾っていたかと思えば、今やもうクリスマス一色。しかも赤や緑の定番のクリスマスカラーの商品に限ら…