日々のこと

昭和61年生まれの既婚子なしの女が、思ったことをだらだらと話すブログです。

HARBS巡拝その⑨の話 後編

麻布台ヒルズ店のHARBSにはこれで二回目。
前回は施設そのものの開業と同時に訪れたため、
(早めに着いておくにこしたことはない‥!)
と、開店時間の11時の15分前にHARBSに着いた。
すでに一組の外国人ファミリーが待機していたが、
我々夫婦はその次だったように記憶している。
あれから4ヶ月ほど経った今回は、
開店5分前の到着で1番のりであった。


大きなガラス戸で施錠されていたが、
そこから‥11時に勤務開始のスタッフのかたなのだろうか?
静かに戸をあけ、
隙間からすべりこむようにして店内へとはいっていった。
その間に
(おおう‥!ケーキが納品されちょる!!!)
と、ケーキを始めとした食材を運搬するかたがいらっしゃった。
店の中にいたスタッフのかたが、
ケーキのショーケース越しにその納品を受け取る。
(ほほう‥"ストロベリーケーキ"の上に鎮座するイチゴは、お店のほうでデコレーションしているのか‥)


大粒のイチゴの入ったパックを盗み見しながら、
HARBSのプロフェッショナルを感じたつもりだったが‥
おそらくどこのケーキ屋も運搬中にイチゴが転げ落ちないよう、
ケーキ上のイチゴは店内でデコレーションするのではなかろうか?
と、思った。
イチゴから水分が出たりもするだろうし‥
ケーキ全般に言えることだとは思うが、
安くないだけあって繊細なのであろう。


そんな運搬事情を想像しながら、
HARBSの納品模様を盗み見していたわけだが。
(おにょ‥?)
吾輩は大変重要なことに気づいたのである。
おそらく多くの場合、
運搬業務は他社に委託するであろう。
(いや、店にもよるのか??)
なんとなくだが運搬業者に委託したほうが、
効率が良いような‥
トラブルが少ないような‥
そんな気がする。
"しかし"だ。
このたび吾輩が目にした運搬するかたは、
背中に"HARBS"というロゴの入った
スウィングトップを着ていた。
つまりHARBS‥いや、HARBS様は、
自社で運搬をも担っているようなのである。
自分たちで作ったもの・作るものを、
自分たちの手で責任をもって配達する‥
素晴らしすぎる。
素晴らしすぎて、
吾輩はしばらく興奮状態であった。


またひとつHARBSの情報を得られたため、
うはうはと鼻息をあらくして入店することとなったわけだが、
今回はランチセットではなく、
ケーキと飲み物というランチになるため、
胸焼け回避のためにも、
飲み物を慎重に選ばなければならない。
とは言いつつも、
自称"泣く子も黙るコーヒー党"のため、
実はホットコーヒー以外は眼中になかった。
やはりケーキの甘さには苦いブラックコーヒーである。
我が夫は栄にある本店と、
フラッグシップショップのここ麻布台ヒルズ店の限定メニューとなるスパークリングワインをセレクト。
ケーキはお目当ての"不知火オレンジのケーキ"と、
イチゴのシーズンということで"ストロベリータルト"を注文。
以前、麻布台ヒルズ店でランチをした際、
"ストロベリータルト"が選べたのだが‥

その時にすっぱめでみずみずしいイチゴと、
カスタードクリームとの相性の良さに悶絶した記憶がある。
これでもかっていうくらい大粒のイチゴが、
クリームの甘さを緩和させていたのである。
個人的に好きな"HARBSケーキトップ5"には入りそうなメニューである。


すぐに飲み物が提供され

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スパークワインにはミックスナッツがついてくることを知った。
コーヒーはカップもほんのりあたたかったような‥?
気のせいかな?
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スパークリングワインのグラスも冷えていたから、
ホットの飲み物のカップがあたためられていた可能性は高い。
これはまたの機会に確認したい件である。


ほいでいよいよやってきた‥
(ほけぇー!!!!!我が愛しのオレンジムース!!!!!)
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(ウツクヒイ......)
横顔だって
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(ウツクヒかーーー!!!!!(狂))


イチゴのほうはと言うと‥
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(フンヌ!)
もはや鼻息のみである。
ケーキを包んでいるアルミファイルをはずすとくずれてしまうため、
片方はそのまにして写真を撮った。
真上からの写真が絶妙に汚いのだが、
念のため‥
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レースを思わせるデザインなのがとてつもなく
(ヨキ!!!!!)


さっそく"不知火オレンジのケーキ"から食べてみると、
案の定、
さわやかなヨーグルト?レアチーズ?風味のムースの中に、
不知火がちりばめられているといった感じであった。
さっぱりしていて、
甘いものが得意でない夫も絶賛していた。
やはりHARBSのムース系ケーキは最強である。
ほどよくかたさと弾力があって、
そのくせ口溶けがなめらかなのである。
最上部分のクリームは‥
おそらくホイップクリームだと思うのだが、
さわやかなムースとの相性が良く、
これまた重要な役割を果たしていた。


"ストロベリータルト"のほうはと言うと‥

想像した以上に
(イチゴがゴロゴロやんけ!)
こんなにも大粒のイチゴを投入して大丈夫なのか?というくらい、
どこをフォークで刺してもイチゴにつきささる。
それでいてカスタードクリームもふんだんに使われているから、
もはやイチゴがカスタードクリームの海で溺れているかのようでもあった。


なにはともあれ、
夫の力を借りて無事、完食したわけだが。
やはり本店とフラッグシップショップ限定のケーキにはスペシャルな魅力があると思った。
まず、
フォルムに心を奪われる。
そういう華々しいケーキを限定枠にしているのであろうなぁ‥
と思うと。
やっぱりHARBS様を推さずにはいられないのである。
翻弄されたいんですわ‥
そのコンセプトや、
販売促進のための施策に‥!
推し活は、
時にキチガイじみているからいいのである。
次回は西への遠征バージョンのHARBSレポっす。

 

 


※次回は4/28に上げます