日々のこと

昭和61年生まれの既婚子なしの女が、思ったことをだらだらと話すブログです。

2021-01-01から1年間の記事一覧

ちまきの話

ちまきを買った。 買った途端、 ちまきを作ったことも作ろうと思ったこともないが、 ちまきを作るとしたら、 いったいどうやって作るんだろう... と、思った。 そもそもちまきを包んでいるあの葉はなんだ? デカい笹か? 笹ってパンダがむさぼっとるアレ? …

箱とマスクの話

"箱入り娘"や"箱入り息子"という言葉がある。 私はこの言葉がとても好きで、 我が夫もまた、 このたぐいの人間だ。 もちろん私は箱になんか入っていない。 誰がどう見たって、 その言葉を私に使うことはない。 強いていうのなら、私は "オカモチ"に入れられ…

価値の話

「きつね たぬき てんぷら つきみ おにく ヒガシマル うどんうどん うどんスープ」 でおなじみの、ヒガシマル醤油のうどんスープ。 先日キャンペーン(懸賞)をやっていることを知り、自宅に常備してあるうどんスープの箱から、バーコードだけを切り取った。 …

正解のないことの話

いい歳なので、 ひとくち食べてみて (食べたくないな‥) と思ったものを 捨てたり 残したりする。 そしてやはり いい歳だからか それを咎(とが)める人はいないし いたとしたら 『私は自分の身体にとって不要なものを決めながら生きてゆきたい』 と言うのかも…

自称"プレばばあ"の話

10月あたまから11月半ばごろまで、 バリッバリにダイエットをしていたため、 その期間中、 大好物の鶏のからあげは、 鶏皮部分をはいだ上で食べていた。 今よりも10歳近く若い頃… たぶん20代前半。 からあげの皮をはいで食べる6歳上の女の上司を見ながら、 (…

あるレビュワーさんの話

夫に 『無印良品のカカオトリュフってのが熱いらしい!』 と、教えてもらったので、 さっそく私もその商品を検索してみた。 カカオトリュフの塩キャラメル味のレビューを見ていたところ、 ハンドルネームがいかにも男性、 しかも40代くらいのおじさんってい…

有名なおいしいものの話

先日、石垣島に行ってきた人から"石垣の塩ちんすこう"たるものをいただいた。 そのカロリーが。 おどろくことなかれ、 2本で約120キロカロリー。 あんな小さななりで120キロカロリー... おそろしい。 となると。 (銘菓とされる菓子の大半は、おそろいカロリ…

若者の話

私の勤め先もテレワークが終わり、10月の半ばから出社スタイルに切り替わった。 私は毎日13時頃に、会社近くのスーパーに昼ごはんを買いに行くのだが、そうすると、同じく昼ごはんを買いにきた、近隣オフィスの方々の群に遭遇する。 その中にいる、おそらく…

ビールの話

疲れた状態でビールを飲むと、 (私はこの一口のために生きてきたんだなぁ‥) と思う。 たった一口なのに。 どうしてこんなにも。 幸せな気分になるのか‥ (謎である。) しかも"疲れている"という状態が。 これまた大事なことで。 クタクタであればあるほど、 …

ちっぽけな悩みの話

去年の秋にGUで買った白いパーカーを、 今年も着ようと思ってひっぱり出したら、 思いのほか、 ボロボロで。 確かに去年、 リモートワークで人に会わないことをいいことに、 あたたかいし、 かわいいという理由で、 週4とかの勢いで着ていたものだから、 (そ…

しなびたやきいもの話

五日とか前にオーブンで焼いて、 昨日半分食べた "さつまいも" いや 焼いたから "やきいも" だな。 半分残っていた "やきいも" を、だ。 今日食べようとしたら。 しなっしなで。 そらぁもぅ。 しなっしなで。 半ば干しいものようだったんで、 ビックリした訳…

くさいと思われる話

(くさい!なんだ!?この匂いは!?) と思ったら、 夫が納豆を食べていた。 納豆は好きだし、 自分が食べている時にその匂いを "くさい" と感じることはまずない。 でも時々、 夫が食べていると、 (くさい!!!!!) と感じる時がある。 納豆の匂いは、 自…

蕎麦じゃない蕎麦の話

乾麺の蕎麦をいただいたので、 ここんところあたたかい蕎麦ばかり食べている。 自分なりに工夫して、 おぼろ蕎麦にしたり、 山のように三つ葉を盛ったりしたが、 (蕎麦は外で食べたほうがおいしいなぁ‥) と、思ってしまう。 別に蕎麦好きってほど、 外で蕎麦…

新米の話

今年も無事に秋をむかえた。 ということはつまり。 今年も無事に新米が食べられる。 そして今年も自動的に。 夫の実家の新潟からはコシヒカリの新米が。 私の実家の青森からは青天の霹靂の新米が。 同じタイミングで、 神奈川の我が家に届けられる。 私はこ…

生きていると‥の話

生きていると、いろんなことがある。 働いている女性の多くは、妊娠によって産休をとる。 生理痛が重い日には、遅刻ないし早退。 子供に急なことがあれば、やはり仕事どころではない。 "なにがあるかわからない"のは女性に限ったことではないが。 私は女性な…

続あいまいの話

夏になると、アイスミルクやラクトアイスなどの濃厚なアイスクリームの隣に、シャーベットやかき氷系の氷菓が並びはじめる。 そのカップにはいったかき氷の味に"しろ"という名前のものがあって。 かき氷のシロップだと、"みぞれ"という名前で売っていたりも…

あいまいな話ではなくあいまいの話

今、3度目を見返しはじめた韓流ドラマの"賢い医師生活"のシーズン2が、あと2話で終わってしまう。 日本では毎週木曜日、本国での放送後にNetflixのみで配信されている。 おそらく来週の木曜日が最終回。 ロスである。 終わってもいないのにロスである。 吾輩…

境界線の話

あの黒い世界にたどりつかないよう そっと 黄色い世界をそいでいく でもどこかで 黒い世界にヒビがはいって 黒い世界から 黒い液体が 勢いよく流れだす この 勢いよく流れだした黒い液体が にがければ にがいほどいい 黄色い世界は たちまち よごれてしまう…

"運"の話

よく『今ので"運"使っちゃったわー!』と言うが、"運"なんてあるかどうかもわからないのだから、限りがあるという考え方は、少し貧乏くさいと思う。 プラスチックのように、過剰に使用することを制限されているわけではないのだし、紙のように、リサイクルが…

なくし物の話 後編

なにかをなくした時、 必ずといっていいほどゴミ箱をあさるが、そのなくした物は、高い確率でゴミ箱からは出てこない。 玄関先に置かれたゴミ袋を見つめながら私は、 (まだその時ではない‥!) と、自分に言い聞かせ、ひとまず"悲しい開封の儀"は保留にした。…

なくし物の話 前編

今朝、シャワーから出た時点で"ついていた"のかがわからない。 いつもバスタオルにピアスを引っかけてしまうので、耳のあたりをそーっと拭いたことは確かだ。 そして今朝はバスタオルに引っかけなかったことも覚えている。 じゃあいつなのだ‥ 私の右の耳たぶ…

開店間際のデパ地下の話 後編

おにぎり専門店【新潟ゆのたに 心亭】 のショーケースには、塩むすびから海老天むすまで、たくさんの種類のおにぎりが並んでいた。 梅と昆布が好きな私は、早々と枝豆と塩昆布の混ぜごはんおにぎりと、オーソドックスな梅干しのおにぎりを選び、すじこと焼き…

開店間際のデパ地下の話 前編

少し前に夫と、開店したての渋谷ヒカリエに行った。 以前から夫は『魔術師が使うようなゴブリンとか、エジプトの呪いみたいなガラスの器が欲しい』と言っていて、前日の仕事終わりに、趣味の焼物のイベントを見るためにヒカリエに立ち寄っていた私は、撤退し…

花の名前の話

今年の3月。ナデシコが春の花であることを知った。 一昨年の冬には、大量のユーカリをドライフラワーにした。 歳を重ねるということは、(花の名前を知るということなんだなぁ...)と思っていたのだが、今日久しぶりに読み返した、向田邦子さんの短編集"思い出…

ホイコーローの話 後編

おそらくあのおおきなレタスは、つけあわせのサラダか、猫のエサになったのであろう。 一玉のレタスに驚きおののくのと同時に、私はカゴの中の、4ぶんの1にカットされたちいさなキャベツを見つけた。 ついでに4個入りのピーマンの袋も発見した。 しかし、例…

ホイコーローの話 前編

スーパーですれ違った中年女性の持っていたカゴの中に、【味の素Cook Do®︎回鍋肉】があったので、(回鍋肉作る時にゃぁCook Do®︎が一番だよなぁ‥)と、思った。 昔、甜麺醤(テンメンジャン)がないのにいちから回鍋肉をつくろうとして、ネットにでていた"味噌に醤油・…