日々のこと

昭和61年生まれの既婚子なしの女が、思ったことをだらだらと話すブログです。

箱とマスクの話

"箱入り娘"や"箱入り息子"という言葉がある。

私はこの言葉がとても好きで、


我が夫もまた、


このたぐいの人間だ。


もちろん私は箱になんか入っていない。


誰がどう見たって、

 

その言葉を私に使うことはない。


強いていうのなら、私は


"オカモチ"に入れられて、


ラップから汁をこぼさずに生きのびた、


たくましい中華そばってとこ。


だから私は"箱入り◯◯"と呼ばれる方々の気持ちがわからない。


むしろ品があってうらやましいとすら思う。


まぁ、冗談の通じない人には使えない言葉だろうし、
マジでそう思う人には、面と向かっては使えない。


だから言うことも言われることもそう多くはないのかもしれない。


私はしばしば、夫に


『あなたが入っている箱は、化粧箱なんてもんじゃないの。
高級な手延べ素麺がはいってる桐箱よ。』


と言う。


夫は


『手延べ素麺、おいしいよ』


と言い、


ろくにツッコミもしない。


"誰がやね〜ん!"すらも言わないのが桐箱。


"誰が揖保乃糸やね〜ん!"くらい言う人は化粧箱。


ちなみに夫はひとりっこである。


私はなんだか、


ここ最近使われている


"マスク美人"


という言葉に似ているような気がした。


自分で言うのもアレだが。


私はソレに分類される。


だから私は"箱入り◯◯"と呼ばれる方々の気持ちがわかるようになった。


残念である。

 


※次回は12/28にあげます