夏になると、
アイスミルクやラクトアイスなどの濃厚なアイスクリームの隣に、
シャーベットやかき氷系の氷菓が並びはじめる。
そのカップにはいったかき氷の味に
"しろ"
という名前のものがあって。
かき氷のシロップだと、
"みぞれ"
という名前で売っていたりもする。
たしかに
"しろ"
‥漢字で書くと
"白"
なんだろうけど。
これはたぶん‥
あいまい
だと思う。
なんだ
"しろ"
って。
ピンクはイチゴで。
深緑は宇治金時。
屋台のかき氷だと、
青はブルーハワイなんていう特別な名前になる。
それなのに。
それなのに、だ。
"白"
は、
"しろ"
で。
厳密にいえば
"透明"
なのに
"しろ"
なのだ。
うーん‥
おもしろい。
とてつもなく
あいまい
で、
とてつもなく
すっとぼけているところが
とてつもなく
おもしろい。
宮沢賢治の
【雨ニモマケズ】
じゃないけど、
『サウイフモノニ
ワタシハナリタイ』のかもしれない。
※次回は9/21にあげます