日々のこと

昭和61年生まれの既婚子なしの女が、思ったことをだらだらと話すブログです。

初めて親知らずを抜く日の話

痛い。痛すぎる。
死ぬほど痛いってのは、
もっと痛いことを言うんだろうけど。
今も死にそうなんだから、
死ぬほど痛いと言わせてもらいたい。
てか、言いたい。
いや、昨夜夫にそう言っていた。


痛い‥死ぬほど痛い。
身体中に力が入らないほど、痛い。


実は吾輩、
12月2日に生まれて初めて親知らずを抜いたのである。
正式に言うと、まだ全てを抜いたわけではない。
吾輩の親知らずが立派過ぎるため、
一度の切開で抜くのは困難であるということと、
痛みだとかそういうのを含めて、
「二回に分けて抜きましょう」
ということになった。
12月の切開では親知らずの半分を除去した。
この半分を除去したことにより、
残りの神経を含めた親知らずが、
徐々に上に顔を出してくるのだのか。
だいたい2〜3ヶ月で浮いてきて、残りの親知らずが抜きやすい状態になるのだそうな。


現在、親知らずを半分除去してから一ヶ月半‥
次の切開が半月から一ヶ月半も先だというのに、
例の親知らずが鬼痛いのである。
親知らずが痛いというよりは、
そのせいで神経に障っているのか?
頭痛が酷いのだ。
日曜の昼間はそれで悪寒がはしるほどで、
出先で携帯していた2回分の鎮痛剤はあっという間になくなってしまった。
その鎮痛剤もそこまで効いている感じはなく、
帰宅後も頃合いをみて服用。
寝支度をし、ベッドに入っても、
まるで万力で頭を締め付けられているかのような激しい痛みに耐えきれず、
ほぼ不眠の状態で月曜の朝をむかえた。


吾輩の通っている歯科は完全予約制であるため、
当日の受付は受付ていないようなのだが、
いかんせん、
死を予感するほどの痛みに加え、
原因もよくわからない‥
ひとまず歯科の始まる時間に電話をして、
これこれこーゆー具合で
かくかくしかじかなんですよ
と、伝えたところ、
受付の方もちょっとおかしいと思ってくださったのか、
そのまま先生に相談してくれて、
急遽、午後2時からの診察が可能となった。


ありえないレベルの頭痛を感じながらも、
午後2時に歯科に出向き、
ひとまず麻酔を打つことになったのだが、
その麻酔があまりに痛くて、
吾輩の目尻から涙がこぼれるくらいであった。
(麻酔だけでこんなに痛いんだったら、最後の抜歯‥痛みで死ぬんじゃ‥?)
そんなことがないとわかっていても、人というものはいつも簡単に死を考え、口にしてしまうものである。
実際、簡単に命を落としてしまう人だっているのだから、切羽詰まっている時にゃあ、やはり考えてしまうのだ。


次にCTを撮るとの指示があり、場所を移動しなければならなかったのだが、
先の麻酔があまりに痛かったため、
そこまでの足取りがやや震えてしまった。
麻酔のおかげで頭痛はなくなったものの、
知らないレベルの痛みや恐怖は体をこわばせるのであろう。


CTを撮り終わり、
吾輩の親知らずの状態を確認していたところ、
なんと通常2〜3ヶ月かかるとされる歯の浮き具合が、
吾輩の場合、超絶早かったらしく、
今すぐにでも抜いた方がいいということとなった。
しかし、午後のスケジュールの空きがなく‥
先生も考えあぐねていたのだが、
5時からなら手術できそうとのことで、
また改めて歯科に来ることになった。


ほいで今、その待ち時間なのである。
2時に打った麻酔が切れ、
例の頭痛が再開。
最悪である‥
切開し、抜歯する際ももちろん麻酔するわけだが。
痛いつづきで‥
もう心が疲れきっている‥
もちろん、朝から今の午後5時までなにも食べられていない。
まぁ、痛いから食欲は出ないのだけれども。
はぁ‥
親知らず‥
なんなんだ、君は。

 

 


※次回は1/31に上げます