先日、夕飯にからあげが食べたくなったので、
近所のスーパーの中でも特にからあげのおいしいお店に買いに行ったところ、
まさかの完売。
しょんぼりと家までの道のりを歩いていると、夫が
「セブン寄る?からあげあるかもよ」
と言うので、
入ってそうそう、
レジ横のホットスナックのショーケースを確認し、
残りひとつになったからあげを発見した。
セブンイレブンのからあげもおいしいので、
(やったー!これでからあげが食べられるー!)
と喜び、
他に買うものはないかと、
アイスクリームやスイーツのコーナーを見て回っていた。
午後8時近くのセブンイレブンは思いのほか混んでおり、
小さい子連れのパパママにサラリーマン、大学生などでひしめいていた。
夫が冗談めいて
「早く並ばないとなくなっちゃうよ〜」
と言い、
特に目ぼしいものもなかった為、
我々もレジに並ぶことにした。
前に並んでいた子連れ親子がなんとも微笑ましく、
少年はママにグミを買ってもらっていた。
‥まぁ、お察しの通り。
その親子がからあげを買ってしまったのだ。
「買ってしまった」という表現には語弊があるが‥
吾輩からしたら「先に買われた」のだから、
親子がただ「買った」だけとはいえ、
「買われた」と表現させてもらう。
吾輩は目の前でやぶれた。
こんなことが本当にあるのか‥
と思った。
でも生きているのだから、
そらあるだろう‥
とも思った。
※次回は8/30にあげます