日々のこと

昭和61年生まれの既婚子なしの女が、思ったことをだらだらと話すブログです。

誕プレノイローゼの話

贈り物を選ぶのが好きなのと、そのためにデパートをブラつくのが好きなため、誕生日プレゼント選びも比較的好きなほうだと思っていたのだが、もうすぐ37歳をむかえる今年、気が進まないと言うか、(現金以外で嬉しいものなどなかろうに‥!)
という思いが強くなってきている。
田舎の祖父母や親戚が、祝い事や帰省のたびにお金を寄越してくれたのには相応の理由があり、アラフィフとなった今では、なんならそれは究極の愛の形だったのではないかとも思っている。
大事な人には好きなものや生活に必要なものを買ってもらいたい。
そのために現金を贈るのは至極当然のことである。


職場で仲良くさせてもらっている同性の先輩と後輩の子に、毎年6月と7月に誕生日プレゼントをわたしているのだが、今年もそろそろその準備をし始めなければならない。
さすがに6月生まれの先輩には現金はあげられないものの、
7月生まれの後輩になら、
お小遣いのような感覚で、あげてもいいような気がする‥が、
やはりマナーという観点から、それは現実的ではないという考えに至った。


ちなみに去年は、先輩にはシュウウエムラのクレンジングオイル、後輩にはアルビオンの美白化粧水を贈った。
どちらもスキンケア商品というあまりプレゼントには不向きなものとはいえ、
肌の弱い吾輩でも使用できたのと、
ベストコスメ賞的なものを獲得している製品であったため、
間違いないだろうという気でそれにした。
女性同士ということで、
なんとなくプレゼントはコスメにかたよってしまうのと、
吾輩もまたそのお返しにいただくものがコスメであることが多く、
我々の誕プレ交換のベースはコスメということになっている。


女性へのプレゼントは、
機能的、実用的であることよりも、
ブランド品であったり、
自分では買わない名品であることのほうが大事なように思う。
いつだったか南海キャンディーズの山ちゃんが、
女性へのプレゼントで"間違いないもの"に、ジルスチュアートのコスメを挙げていた。
吾輩は
(わー‥それは大正解だわぁー‥)
と思い、心の中で拍手喝采した記憶がある。
プレゼントを贈る相手の年齢にもよるのだろうが、
今だったらSHIROの製品あたりが、
幅広い年齢層にウケそうだと勝手に思い込んでいる。


とはいえ、先輩と後輩への誕プレ習慣ももう5年くらい続いていて、
いよいよあげられるベストコスメ賞の製品がなくなってきたのと、
自分同様に歳をとってきたため、
先輩、後輩に対し‥
そこまで有名なコスメに興味がなくなってきたのでは?

という印象を受ける。
アラフィフの先輩とアラフォーの後輩と話していても、
どちらかというとスキンケアに力を入れているような話になり、
吾輩もまた二十代の頃のようにバチバチのアイメイクをしたりなぞはしない。
化粧品よりも、
おいしいお茶だとか、
体に良さそうな食品なぞにお金を使っている印象も否めない。


だが、仲のいい間柄で食べ物は‥‥‥
"御法度"
な気もしないでもない。
吾輩は気を遣わせないように、
お返しをしないで欲しい相手には食べ物を贈ることにしているのだが、
5年以上もの付き合いがある相手だと、
さすがに形として残るものがいいように思ってしまう。
実際、過去に吾輩が彼女らからもらった誕プレは、食べ物ではなかった。
それ故、今年の誕プレも食べ物以外で考えなくてはならない。
まぁ、絶対食べ物はダメということはないのであろうが‥
まずは自分がもらうものに合わせることがマナーな気がする。


そんなことをここから約2ヶ月間考え続けなくてはならない。
本当に‥現金を贈りたい。
何を贈っても喜んでくれるような方々ではあるが、それを選ぶのが果てしなく大変で辛いと思うのは、吾輩の妙なこだわり故であろう。

 

 


※次回は5/30に上げます