日々のこと

昭和61年生まれの既婚子なしの女が、思ったことをだらだらと話すブログです。

美容師さんの話

見なくてもいいところに目がいき、
気がつかなくてもいいことに気づく。
それが"プレオバサン"というヤツなのかもしれない。


以前、会社の若い子に
"おじ構文"
という言葉を教えてもらい、
それを読んだ時、
(似たようなことがおばさん世代にもありそうじゃ‥汗)
と思った。


先日、初めて行った美容室で、
美容師さんにカラーチャートを見せてもらった際、
(おにょ‥?この美容師さんは爪がカラー剤で染まっていないのね‥)
と、美容師さんには珍しいピンク色の爪に多少なりの驚きがあり、そのように思っていた。


そしてシャンプーの時、
それがあることにつながったのである‥


(‥?‥あら?もしかして手袋してシャンプーなさっておる??)


地肌に当たる美容師さんの指先の感触に、
いつもとは違うものを感じた吾輩は、
冬という乾燥する季節になるにつれて切り傷の増える、
我が手のことを思った。
非常に皮膚の薄い吾輩の手は、
食器洗剤などでも荒れやすく、
ひどい時にはゴム手袋をするくらいなのである。
めったにないが、
体のコンディションが悪いと、
こうしたヘアカラー剤でもしみることがある。


(はぁ〜‥この美容師さんも皮膚薄の一味なのかしらね。職業柄、大変そうね‥いやはや、いやはや‥)


と思いながら、


(手袋してシャンプーされるのも悪くないわにゃ〜‥(ウトウト))


と思っていたのだが。


マジで文句の言いやすいこのご時世‥
口コミで
『シャンプーの時、美容師さんが手袋のようなものをはめていたように思います。大変不快に感じました。そのような美容師さんに当たる場合は、事前に知らせるべきです。』
などという、


("皮膚薄の一味"を揶揄するものが投稿されたりはしないのだろうか‥?)


と、おせっかい大好きプレオバサンは、
急に不安になりだしたのである。


お会計後、特にこの美容師さんの名刺をもらうでもなく見送られ、


(名刺わたしたら担当者の名前がわかるからわたさないのかしら‥?)


と、そもそも"皮膚薄の一味"かもわからないのに、
勝手にこのような妄想を繰り広げる始末。


もやもやと意味のないことを考えながら、
一番注目すべきは


(はて‥"皮膚薄の一味"とは何ぞ?)


と、思い。
さして面白くもないパロディこそ、
"プレオバサン"
なりにけり‥と、思った次第でごさいます。

 

 


※次回は10/25にあげます