日々のこと

昭和61年生まれの既婚子なしの女が、思ったことをだらだらと話すブログです。

ウォーターボトルの話

その行動が、いったいどれほどの良いことにつながっているのかはわからないが、
36歳の"プレババア"にもなると、
サステナブルもどきの"ケチ道"に走る傾向にあるようで、
吾輩も御多分に洩れず、
一本でもペットボトル飲料を買わないよう、
外出の際は、
自前のウォーターボトルに、
自宅で煮出した麦茶かコーン茶を詰めて出かけている。


外出先でコーヒーとお酒以外の飲料に金を使いたくないことや、
のどを潤せるのならなんでもいい‥
つまりウォータークーラーの水でもかまわないと思っていることは、
もはや言い訳で。


吾輩はたぶん、
シンプルにケチなのである。


スーパーで一本百円以下、
いや、
七十いくらとか八十いくらで500ミリのペットボトル飲料が売っているもんだから、
自販機で百円以上のそれを買うのに抵抗がある。
ウチの近所にある激安スーパーでは、
1.5リットルのポカリスエットが、
自販機の500ミリペットボトル飲料とほぼ同額で買える。


普段からジュースを飲まない吾輩のような者は、
好き嫌いとかでなく、
そもそも"金がかかるからジュースを飲まない"のかもしれない。
まあ、
10代でもない女性が、
バカみたいにジュースを飲んで、
太らないわけがないわけで。
少しでも体型や美容にこだわりのある人間は、
好んでノンカロリーの飲み物を摂るのかもしれない。


昔から吾輩は極端な節約?節制?に興じていたため、
おのれのケチさ加減には、
ある程度の自覚がある。
ウォーターボトルはそのひとつで、
とにもかくにも飲料たるものに金を費やしたくない。
もちろん、
旅先や付き合いなどの場面では、
さすがにその場で買うであろうが‥
バックパックひとつで旅をするということであれば、
私は迷わずウォーターボトルを持っていく。


そんなこんなで、
常日頃からケチゆえに飲み物を持ち歩く生活をしている訳だが、
そんな私の素晴らしいサポーターが、
株式会社良品計画無印良品"様"なのである。


都内を中心とした、
主要駅の無印良品の店舗には、
誰でも利用可能な給水機が設置されており、
吾輩はその給水機を幾度となく利用させてもらっている。
もちろん利用するのに料金はかからない。


この給水機の素晴らしいところは、
"無印良品で買った水筒やウォーターボトルに限り利用できる"
のではなく、
吾輩のように
"無印良品以外の店で購入した水筒やウォーターボトルでも利用できる"
ところである。


ちなみに、
今まで給水機を利用をしてきて、
吾輩のようにマイボトルに詰めていらっしゃる方々をたくさんみかけてきたが、
例えば、
空になった"クリスタルガイザー"や"いろはす"などのペットボトルに給水している
という"ならず者"は見かけたことがない。
もしかすると、
給水機そばの利用方法に、
「一般的な使い捨てペットボトルへの詰め替えはご遠慮ください」
という注意書きの記載があるのかもしれないが、
今のところ吾輩は、
そういったマナーの悪い輩には遭遇していない。
類は友を呼ぶようだから、
無印良品"様"も可もなく不可もない良識ある人間を呼んでくれるのであろう。
(吾輩もそのような人間であることを切に願う)


そんで先日も夫とふたりで出かけた際、
とある店舗の給水機を利用させてもらった訳なのだが。


(‥おにょ?これはなんじゃ?)


給水機に小さなポップが貼ってあり、
そこに
"オリジナルステッカープレゼント中!"
とある。
配布対象者は、
その場で無印良品の水筒やウォーターボトルなどを購入したかた、
もしくは自宅よりマイボトルを持参したかた。
配布しているオリジナルステッカーとやらは、
水桶をさげた天秤棒をかつぐ人がポップに描かれた、
イラスト調のもので、
ひらがなで
"みずから、はじめよう"
と書かれている。
"水から"と"自ら"をかけているのであろう。
うう〜む、オツである。


根がケチなせいで、
プレゼントやサンプルといったものにも目がない吾輩は、
ウハウハと鼻息荒くこのポップを見つめ、
明らかに隣にいる夫との温度差を感じたものの、


(このステッカーを我がウォーターボトルに貼るのじゃぁぁぁあ!)


と叫びながら、
夫に近くに店員さんがいないかどうかを無理矢理探させた。
私の方が先に店員さんを発見し、
夫と共にマイボトルを提示しながら、
ステッカーのことを聞いてみた。
すぐに店員さんは引き出しから取り出し、
笑顔とともに我々に差し出してくれた。


(‥‥‥ガワエエ♡)


帰宅後、
さっそくマイボトルを洗い、
よく乾かしたあとに貼り付けてみた。

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(うう〜む‥良き!)


いつかははがれてしまうであろう、
儚き命とはいえ、
束の間でも、
こうして我が人生を彩ってくれるステッカーおよび、
それをはじめとする、
無数の"無料たち"に感謝せねば。
そして、
無印良品"様"にも、
この世にも、
ますますの金を落とすことを誓い、
我が"ケチ道"を闊歩(かっぽ)する所存でございます。

 

 


※次回は10/18にあげます