日々のこと

昭和61年生まれの既婚子なしの女が、思ったことをだらだらと話すブログです。

帰省土産の話 前編

今週末、祖母の米寿のお祝いのため、
一泊二日で我が実家に帰省することになっている。


話がバビューン!と飛ぶのだが、
吾輩は神奈川県横浜市に住んでおり、
ここが限りなく東京に近い神奈川で、
横浜ではない神奈川だと思っている。


限りなく東京に近い神奈川と言った理由は、
多少なりの都会感というものがある。
サブ最寄駅には、
ショボくない百貨店に、
立派な駅ビル商業施設がある。
そこはトゥモローランドなどのアパレルショップに始まり、
無印良品にカルディ、
話題のヨギボーの店舗もある。
さすがに渋谷の"トウキョウ感"とまでは言わないが、
荻窪くらいの"トウキョウ感"はあるようなないような。


また、三十分近く歩くと急に川崎市となり、
ますます意味不明な横浜市でもある。
そんなこんなで、
ここが神奈川県横浜市でも、
"ハマッ子"
と名乗れないことくらいはわきまえている。


まぁ、東京の人からすると
「神奈川のくせに東京ヅラするなー!」
なのかもしれないし。
神奈川の人からすると
「横浜ではない横浜市
なのかもしれない。


結局のところ東京の人も神奈川の人もいい人であふれているから、
そんな風に思うのはごくわずかであろうというのが、
令和四年の吾輩の見解である。


住んでいる当人としては、
神奈川県民の気持ちでいるので、
神奈川県産の野菜などはひいきにしている。
先週作った栗の渋皮煮だって、
袋に神奈川県産と書いてあったため買った。
実家の母も言っていたが、
神奈川県産のカボチャはやたらとうまい。
皆さまも機会こそあれば、是非。


っとまぁ、
長々と吾輩の住まいが東京寄りの神奈川であることを伝えたが、
なにが言いたかったというと、
"よって帰省みやげはどちらのものを買えばいいのか!?"
ということなのである。


土産物にも多少なりの好みが出るため、
まんじゅう系の和菓子に一切の興味がない吾輩は、
横浜の銘菓である"ありあけハーバー"や、
横浜中華街の"月餅"は選ぶ対象にすらならない。
大好物の"鳩サブレ"は鎌倉の菓子であるため、
横浜とも名乗れない吾輩ごときが、
手にできるはずがない。


よって"崎陽軒"の真空チルドパックという優秀な土産物にたどり着くわけだが、
今回は祖父母の祝い事での帰省である。
36歳となった吾輩の歯にも、
肉類は非常にはさまりやすいゆえ、
いくら上等なシウマイとて、
年寄りの歯にはさまりにくい加工はしていない。
また、我が祖父は大変甘党で、
先月、妹が帰省した時には、
舟和の芋ようかんをおみやにしたのだとか。
何年か前の敬老の日に、
吾輩も舟和の芋ようかんをインターネット購入して届けてもらったことがある。


#やわらかい
#老夫婦
#人気
#おみやげ
#神奈川
で検索はしていないが、
適しているものといったら"ありあけハーバー"である。
東京のおみやで探すとなると、
"東京ばなな"
が妥当な気もする。


そして"ありあけハーバー"と"東京ばなな"を‥
吾輩は食いたくないのである。
果物のバナナこそ好物ではあるが、
バナナの菓子になると、
途端に遠慮および辞退したくなるワガママBBAなのであるから、
仕方あるまい。


また、土産物を渡したついでに、
それを祖父母とともに、
ぬるい茶で口をしめらせながら、
とりとめのない話をしながら食べたいという気持ちがある。
よって、吾輩の口にも合うものでなければならなくなる。
うむ、さすがのヘリクツBBAである。
ここまでくるとアッパレと言うべきかな。


なんとまあ、
たった36年ぽっちしか生きていない小娘‥
いや、BBAなんだから小娘はおかしい、
小僧のほうがまだ響きがいいな。
まぁ、なんだ。
未熟な小僧のくせにワガママ言いおって!
と、思われるかもしれないが、
明日死ぬかもしれないんだから、
うんとワガママに生きたほうがいいと思うわけで。
だから吾輩は決心した‥


(うむ!今回の帰省みやげは京都の阿闍梨餅にしよう!)


そもそもこの話をしようと思ったのは、
"阿闍梨餅を取り寄せる際の話が面白いと思ったから"
なのだが、
おかしなことにプロローグを書き始めたら、
終わりが見えなくなってしまった。
さすがBBA‥話が長い。
ここまで書いて疲れてしまったため、
この続きは次回に。

 

 


※次回は9/27にあげます