日々のこと

昭和61年生まれの既婚子なしの女が、思ったことをだらだらと話すブログです。

メンテナンス費の話

一昨日は朝から美容室に行き、
昨日は夜の7時からネイルオフの予約をとっていた。
女性には定期的なメンテナンスが必要とはいえ、
男女差がなくなりつつある昨今、
男性も女性同様に
"メンテナンス費"
がかかるのであろうか‥


いやはや。


今の10代20代の女の子は
"男子にごちそうになる"
という風習(?)を知らずに歳を重ねていくのであろうか‥
まぁ、
"おじさんにごちそうになる"
という機会には恵まれるかもしらんが。
吾輩がワカゾウだった頃は、
全てとは言わんが、
ある程度のごはん代は、
同級でも男子がもってくれていたように思う。
多く払ってくれたりとかその程度のこととはいえ、
そうした"差"に何ら違和感なく過ごしてきた。


吾輩にもし息子ができて‥


「オナゴにゃあ、ジュースやお茶代くらいごちそうしてあげれぇぇぇい!それが漢っちゅうもんじゃぁぁあ!」


と、母なる吾輩が言ったとしよう。


んでも令和生まれの我が息子はこう言うかもしれない‥


「それは昭和生まれの人たちの普通とか基本でしょ?今は違うんだよ。男だからとか女だからってのはないの」


うーむ‥
そうか‥‥‥
令和には令和の
普通とか
基本とか
マナーとか
ルールとか
礼儀とか
思いやりっちゅーもんがあるのか‥‥‥
(※誰も何も言っていない)


ちなみに平成元年生まれの我が夫はというと。
今冬から化粧水をつけるという習慣を身につけたようだ。
年齢とともに乾燥がひどくなり、
特に冬場は頬が粉をふいてしまうのだそうな。
とはいえ美容と呼べるものにかけているお金はそれくらいなもんで、
例えばだが‥
髪の毛を染めたいとも思わないらしい。
また、元々ヒゲが薄い人なので、
脱毛の必要もない。
鍛えているわけでもないから、
すね毛やらの脱毛もしなくていい。
吾輩は
(リップクリームのひとつでももっていたらいいのに)
と思うのに、
リップクリーム然り、
基本的に日焼け止めやボディクリームなど、
"皮膚に何かをつけておく"
ということが苦手らしい。
ただ、汗をかきやすいため、
香水にはお金を費やしていて、
今はおふぃしーぬなんとかビュリーというブランドのものを使用している。
臭い自分にだけはなりたくないらしい。
たしかに、
おじさんで臭いとなると、
蓋ではなく無視される恐れがある。
それはおばさんも一緒であろう。


そういえば‥先日、通りがけに見た小さな美容室の入り口に、
"おじさんがギッシリ詰まって"いて、
ギョッとしたのを覚えている。
入り口の扉にはデカデカと
"カット¥1200(税込)"
と、書かれてあった。
たしかに安い。
10分カットで有名なQBハウスですらも令和6年の現在、
カットは¥1350。
それを¥150も下回るとなると、
なるほど、
"おじさんはギッシリ詰まって"しまう。


家にも車にも"メンテナンス費"がかかるのだから、
我々にもそのお金が不可欠なのである。
女性がメンテナンスに時間とお金を費やしていたため、
メンテナンスの必要性が比較的少ない男性は、
そこに敬意なのか感謝なのかはようわからんが、
"いつもキレイにしているね"
"今日もキレイにするのに時間がかかっただろうから、ご飯くらいは自分がご馳走するよ"
とし、
ご飯代を担ってくれていた‥
という元々の時代背景を思うと。
なにかにつけて平等、平等と叫ばれる昨今は、
なかなかに生き辛くて、
大変なんだろうなぁ‥
とも思う。
そして。
その影響のない昭和生まれで良かったなぁ‥
とも思う。
プレBBAとはいえ、
メンテナンスを怠らず、
なるべく気をつかえるBBAになりたい。
これが今年38歳になる吾輩の将来の夢。

 

 


※次回は2/4に上げます