今川焼きおよび
大判焼きおよび
御座候および
回転焼き。
冷凍食品で販売されているものが
"今川焼き"
なので、
広くは"今川焼き"でとおっているのかもしれない。
今川焼き...
好きっちゃ好きだが。
ウチは近所にたい焼き屋があるから、
銅板および鉄板で焼く"小麦粉系おやつ"は、
事足りている。
それに私はあずきだけとか、
クリームだけとかの"だけ"の中身があまり好きではない。
できれば白玉とさくら餡とか、
わらび餅ときなこ餡とかの"◯◯と□□"にしてもらいたい。
近所のたい焼き屋には、
そういった変わり種が多い。
だから余計、
"小麦粉系おやつ"欲は満たされている。
が、しかし。
が、しかしなのだ。
先週の土曜日。
私はとんでもないインフルエンサーに出会い、
その翌日、
今川焼きをみっつもたいらげることとなる。
翌日となった日曜日。
中野駅前の歯科に検診に行った夫に、
『たしか中野に、有名な今川焼きのお店あるよね?』
と、連絡したのは、
まぎれもなく、
例のインフルエンサーのせいだ。
インフルエンサーは想定80代の老夫婦であった。
ではその話を順番にしていこう‥
おっと。
話す前に、口をしめらせるための一杯を用意するべきだったな‥
悪いが、ウチにはウイスキーみたいな気の利いたものはないんだ。
よく眠れるように、
スリーピングブレンドとかいうデカフェハーブティーを用意したから、
それを冷たくなる前に飲みきってくれ。
話は短い...
短く、小さな話さ。
土曜日。
私は夫ととある有名なパティスリーに行き、
4つのカットケーキを購入した。
それを、用事のある二子玉川駅のどこかで食べようということになり、
我々は百貨店上にある、
屋上庭園を目指すことにしたのだ。
自由に飲食できるスペースを見つけたので、
そちらをお借りし、
むつむつとケーキを頬張りながら、
午後の穏やかなひとときを味わっていた。
他の席でも、
デパ地下で買ってきたと思しき弁当をつついているご婦人がいらっしゃったり、
隣の席では、
老夫婦が、一本の押し寿司を分けて食べていらっしゃった。
シリコン素材の携帯用カップに、
お茶かなにかをそそいで。
平らな魚ののった、
これまた平らな飯を、
ひとつ食べてはまたひとつ食べ、
ちゃんと全部を食い切っていた。
※次回は3/8にあげます