日々のこと

昭和61年生まれの既婚子なしの女が、思ったことをだらだらと話すブログです。

季節限定商品の話

毎度思うのだが、スタバのシーズン限定商品の売れ残りはいったいどこに行くのであろう‥


ついこないだまでハロウィンモチーフのマグやらタンブラーが店先を飾っていたかと思えば、
今やもうクリスマス一色。
しかも赤や緑の定番のクリスマスカラーの商品に限らず、
ペールピンクやペールブルーなどの、
その年限定のホリデーデザインのものもある。


最新の雪の結晶をモチーフにしたデザインであれば、
この冬いっぱいの販売が可能であろう。


さすがに赤や緑のクリスマスカラーは12月25日以降、
店頭からは姿を消すこととなる。
しかし、そやつらが姿を消したのと同時に、
今度は、例えば来年の干支であるウサギモチーフのデザインが店頭を飾るのである。


いやはや、いつ行っても"限定"で埋めつくされ、
やれロングライフデザインだSDGsだのと叫ばれる昨今に
(これいかに)
と思うのも無理はない。


しかも天下のスターバックス様である。
フードロス対策として、
夜何時以降は賞味期限の近い商品の割引を実施し、
環境保全の面からは、
どこよりも先に紙ストローを導入し、
プラスチックカップの削減にとりかかったような企業が、
常にとっかえひっかえ季節限定・地域限定・日本限定に勤しんでいるのだ。


たしかに、経営という側面から考えると、
限定商品で注目を集めるのは至極当然のことで、
決して間違いではないし、
ファンとしても常に目新しい情報が手元に舞い込むことは、昔の言葉で言うのなら
"ウィンウィンの関係"
である。


最近吾輩は、
(エコロジーとは何ぞや?)
と思うことが多い。


モノを長持ちさせることは良いことだと思う。
だが、
古いモノにとどまっていることを、
吾輩は良いこととは思えない。


25歳の吾輩がイタリアの業務用食器に心奪われ、
パスタ皿やパン皿を買い揃えたからこそ、
30歳の吾輩が福岡の小石原焼に陶酔し、
お椀型のスープ皿やケーキ皿を買い足したのである。
そして36歳、現在の吾輩は近々、
有田焼の湯呑を購入しようとしている。


この様子だと50歳頃には一枚一万円もするフランスのアンティーク皿を購入しだすであろう‥トホホ。


つまり天下のスタバ様は、
吾輩のような者のために常に最新のデザインを提供しているの‥か!?
2012年のホリデー限定商品を購入した者に、
2022年のホリデー限定商品を購入してもらおうということ‥?


さすがに10年間も同じタンブラーは使えまい。


(買い替えが必要じゃ‥!)


とはいえあんなにもたくさんのプロダクトが売れ残ることは間違いないし、
それらをアウトレット店舗でさばくには限界ってものがある。


では、
2022年春限定の桜モチーフのマグは‥
2022年夏限定のトロピカルなデザインのプラスチックタンブラーは‥
2022年ハロウィン限定の黒猫が描かれたステンレスタンブラーは‥


(どこに行くのじゃ‥?)

 

 


(‥‥‥む?)


(‥‥‥もしや‥?)


福袋‥?


に入れられるのだろうか??


今日も世界の広さと深さと果てしなさに、恐れおののき日が暮れる。
アーメン。

 

 


※次回は12/6に上げます