日々のこと

昭和61年生まれの既婚子なしの女が、思ったことをだらだらと話すブログです。

巡拝その⑥の話 前編

HARBSにうつつを抜かして早8カ月。
吾輩の推し活にゃあ、
なんの生産性もないのだが、
去る11月24日‥
ついに関東初となるフラッグシップショップが開業したのである。
吾輩の活動に塵ほどの生産性もないとはいえ。
推し活全盛期にこのような運命に出会えるとは‥
実に名誉なことである。


今まで栄にある本店でしか味わえなかった、
HARBSオリジナルのオムライスが、
この麻布台ヒルズの新店舗でも味わえる。
他店舗との大きな違いは、
この点に尽きるのではなかろうか。


(フハハハハハ!)


いつか青春18きっぷを使い、
栄本店には行きたいとは思っていたが‥


(ひとまずこちらでオムライスの味を堪能させてもらおうじゃないのん!)


関東の他店舗では扱いのないオムライスに加え、
パスタとサンドイッチ、
両方のメニューを扱っているのが、
このフラッグシップショップの魅力であり利点であろう。
カフェメニューだけの店舗もあるが、
だいたいがパスタかサンドイッチの食事メニューを扱っている。
しかし、
パスタを扱っている店舗ではサンドイッチは扱っておらず、
サンドイッチを扱っている店舗ではパスタは扱っていない。
この上手くすみ分けができている点も、
吾輩がHARBSを推す理由のひとつである。


「パスタがなければサンドイッチを食べればいいじゃない」


聡明なHARBSはそんなことはさせない‥
なぜならばHARBSは喫茶店ではなく、
あくまでもケーキ店の片隅で喫茶をやっているお店。
(※たぶん違う)


「パスタをご希望でしたらパスタを扱う店舗にご来店くださいませ。なお、パスタがなくても全店舗で手作りケーキをご用意しております」
(※このようなこともアナウンスしていない)


勝手に想像させてもらったが‥
パスタがなければケーキを食べればいいだけなのである。
吾輩も何度かランチがわりにケーキとコーヒーを注文したことがあるし、
結構それで食事を済ませているお客さんも多く見受けられる。


また、これまでは店舗限定ケーキを丸の内店と六本木ヒルズ店のみで扱っていたが、
今後はこの麻布台ヒルズ店のみの扱いとなる模様。
ますますフラッグシップショップとしての価値が上がるのではなかろうか。
そしてこの戦略に"HARBSに片思い中"の吾輩はメロメロなのである。
古いマンガで、
悔しがるキャラクターの横に作者の手書き文字で「いけずぅ〜!」と書いてあったりするが‥
ちょうどあんな気持ちである。


ほいで。
吾輩の推し活は夫を巻き込んでいるため、
11月末に繁忙期をむかえていた我が夫に、
麻布台ヒルズのオープン直後にHARBSに行こうとは言えず、
ようやく仕事が落ち着いてきた12月あたま‥
厳密に言うと12月9日に、
開店前から並ぶというきちがいじみた心持ちで、
新店舗に臨んできた。

 

開業してまもない商業施設のため、
警備やら誘導してくださる方々の姿が目立った。
エスカレーター横では、
その先に進むとどのエリアとなるのかを、
列の誘導隊がアナウンスしてくれていた。
"スモールヴィレッジ"という印象の施設で、
想像よりもはるかに広い。
何度か訪れると、
そうでもないと感じるのかもしれないが‥
初めての印象では結構?かなり?ひとまず?広い。
おそらく方向音痴の人は、
あれよあれよという間に迷ってしまうであろう。


開店の11時前には館内に入ることができていて、
我々はまだ開店していないHARBSの前で待つこととなった。
テナントはみな開店していないため、
HARBSの前にもガラス製でジャバラ状の引き戸がされてあった。
我々夫婦の前には、
中国人と思しき四人家族が並んでおられ、
(やっぱり東アジアの方々に人気ねぇ‥)
と思った。
主観に過ぎないが、
新宿店はお客さんのほとんどが中国人か韓国人なのである。
きっと東アジアの流行に敏感な方々の間ではHARBSはマストスポットなのであろう。
吾輩がフォローしている香港在住のアートディレクターのかたも、
東京にくるとテイクアウトでHARBSのケーキを買い、
ホテルで堪能してたりする。


11時となりついに開店となったわけだが、
やはり出来て数日しか経っていないお店のため、
新しい建物の香りがする。
清潔な良い香りである。
二番目に通していただいだため、
席は選びたい放題だった。
"開店と同時組"は「お好きな席におかけください」方式のようである。


席に着くと早速、
ウェイターさんがメニューを持ってきてくれた。
オムライス一択の我々は、
すぐにメニューを閉じ、
「ケーキは何から選ばせてもらえるのかねぇ〜」
と、ワクワクドキドキしながらふたたびウェイターさんを待った。


もちろん今回もランチで選択できる三種類のケーキの予想をしていた。
夫は
⚫︎モカケーキ
⚫︎ストロベリームース
⚫︎アイリッシュクリームチーズケーキ
吾輩は
⚫︎ミルクレープ
⚫︎チョコレートケーキ
⚫︎レアチーズケーキ
他のお客さんが何を案内されているかも盗み聞きしたいため、
なるべく静かにしながらウェイターさんを待った。
例の我々の前に並んでいた中国人と思しき四人家族の方々のテーブルには、
早くもウェイターさんがオーダーをとりにきていた。
おそらくランチのセットを頼んでいて、
あまりよく聞こえなかったものの、
チョコレートケーキとマロン系のケーキを案内されていたようであった。
(我々もチョコレートとマロンかなぁ‥)
と考えていたら、
ついにウェイターさんが我々のテーブルにオーダーをとりにきてくれた。


話が長くなりそうなので、
今回はここまでにしよう。

 

 


※次回は1/7に上げます