日々のこと

昭和61年生まれの既婚子なしの女が、思ったことをだらだらと話すブログです。

国産バナナの話

ひょんなことから念願の国産バナナを手に入れた。

そもそも私はバナナが好きで、


ほぼ毎日と言っていいほど、


昼食はバナナと豆乳とヨーグルト。


最近はまた独身時代のように弁当を詰めているが、


それはいつ買ったかもわからない、


大量のバランを消費するためで。


バランがなくなり次第、


またバナナと豆乳とヨーグルトの生活に戻ろうと思っている。


私は北国の生まれなので、


バナナはみな輸入品だと思っていた。


まぁ、そこまで産地にこだわったことがなかったってのは確かだが。


しかし"バナナランチ"の回数が増えるということは、


さまざまな国のバナナを食べる機会も増えるということになる。


あるとき私は、


エクアドル産の


"また食べたくなるバナナ"


という素晴らしいバナナに出会った。


"また食べたくなるバナナ"

 

は、本当に"また食べたくなる"のだ。


以降、バナナの産地にこだわり始め、


どういう経緯かは覚えていないが、


岡山県まぼろしの国産バナナがあるという話を入手した。


その国産バナナは


"もんげーバナナ"


といい、


ある時期にしか出荷・販売されない、


1本500円ほどするバナナなのだそう。


しかも皮までおいしく食べられる‥


ううーむ、なぜだかそこに魅力を感じてならないのは人間の本能ゆえか?


日本にも世界に誇れるレベルのバナナがあると知ってからは、


ことあるごとに百貨店の青果コーナーや、


千疋屋


タカノフルーツなどで国産バナナがないかを見てまわっていた。


が‥


ないのだ。


高島屋でも。


伊勢丹でも。


明治屋紀伊國屋


どこにも国産バナナは売っていなかった。


あれから2年近く経つであろう、1月某日。


我が家にひとつのダンボールが届いた。


薄紙でつくったあんこがしきつめられ、


そやつらは2本ずつ、


セロファンの包みに入れられていた。


今回私が対面した国産バナナは


"瀬戸内ばなな"


といい、もんげー同様に皮まで食べられるタイプ。


皮は食べたくないので、


さっさと皮をむいてバクリ!


‥うーむ。


うまい。


うまい、が。


私が知っているバナナよりは甘くはない‥


サッパリとしていて、


雑味がない。


クリーン‥言葉で表すならこれが一番適しているような気がする。


ただ私はズブズブに熟した、


キリン柄のバナナが好きなのだ。


ゆえに青く若めのバナナに近いこの国産バナナは‥


(好みじゃないなぁ‥でもうまいこたぁうまいなぁ!)


1本500円越えのバナナだからそう思うのか。


2年以上も憧れていたからそう思いたいのか。


私ですらもよくわからなかったので、


早く


"また食べたくなるバナナ"

 

を買ってこようと思った。

 

 


※次回は2/8にあげます