そうとう前の深夜、眠りながら聞いていたJ-WaveのDJ TAROさんの番組に、
SILVAがゲスト出演していました。
登場後の挨拶の後、
「私、バンクスのパンケーキ大好きなの！」
と、SILVA。
話を聞くところ、
"バンクス"というお店で出しているパンケーキのプロデュースを、
DJ TAROさんがしているのだそう。
渋谷ではかなり有名なパンケーキで、
マストで並ばなきゃならないうんぬんかんぬん。
パンケーキブーム真っ只中だった当時の私は、
(ほぇ〜、あんなガリガリの姉さん(※SILVA)もパンケーキ食うんかぁ〜)
と、
あまり自分には関係のない話だとは思いつつも、
ミーハー精神で店名検索をかけていちおうリーディングリストに残しておきました。
それが今夜伺う【Banks cafe&dining 渋谷(バンクスカフェ&ダイニング)】です。
"渋谷""パンケーキ"で検索して出てこない訳がなく、
どのキュレーションサイトでも紹介されています。
おそらく。
今回が最後のパンケーキレポになるかと思います。
それで。
渋谷のパンケーキを食い荒らして気づいたのですが、
(私はパンケーキというか、billsのリコッタパンケーキが好きなんだなぁ‥)
自分はあのリコッタチーズというフレッシュチーズが、
(ものすご〜くラブ！！！)
らしく、
つい先日も中目黒の有名ナポリピッツァ店【ピッツエリア エ トラットリア ダ イーサ】
で、
(うむ、決めた！吾輩はハムとリコッタチーズのピッツァにするぞなもし！)
とやはりリコッタチーズのピッツァを選択しました。
連れが頼んだマルゲリータも本当に美味しかったのですが、
自分で頼んだハムとリコッタチーズのピッツァが
(マジでうんめぇ！)
あの生クリームとチーズの間のような、
クリーミーでいてしつこくない味がたまらなく好きらしいっす、ね。
(※モヤさまのナレーションっぽく読むと臨場感アップ)
同じくフレッシュチーズと分類されるマスカルポーネを使ったケーキ、
ティラミスなんかも大好きだし。
丸の内にある【ROSE BAKERY】のリコッタチーズケーキは、
わざわざレシピ本を買って再現するほど好物だし。
ああ、モッツアレラも好きですね。
トマトのカプレーゼは365日
(食べたひ！)
そんなこんなで、
私はリコッタチーズが"好物"らしく。
お店のHPを見ながら下調べをしている時点で、
(うひゃー！この"オリジナル ティラミスパンケーキ"っての、超うまそげー！)
と、ティラミス味のパンケーキに目星をつけていました。
『バンクス渋谷の代名詞とも言える一皿』とも書かれてあったので、
人気の逸品なのでしょう。
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小雨の降る中、
渋谷ストリームの中を通り抜け、まだかまだかと歩いていました。
渋谷駅から徒歩10分はみた方がいいでしょうね。
(むー、割と歩くわねぇ‥)
と思っていると暗がりに佇む、
オシャレなカフェが見えてまいりました。
毎日20時クローズなので、
お夕飯で利用する場合は十分にお気をつけを。
「いらっしゃいませー」
私はひとりであることを伝え、
どの席でも良いとのことだったのでカウンター席の一番奥側に座りました。
先客は2、3人の若者の女性グループが2組。
クローズ間際に入店したせいか、
お客さんはまばらでした。
みな一様にパンケーキをシェアしていらっしゃったので、
パンケーキがおいしいことは間違いなさそうです。
席についてすぐにお冷とメニューをいただき、
心はティラミスパンケーキに固まっているものの、
今一度の確認としてメニューを開いてゆきました。
(おおう！ラザニアなんていう面倒なメニューもあるのか！)
食事メニューはかなりのこだわり派。
カフェご飯の域を軽く越えています。
(いけない、いけない！わしゃぁ、パンケーキを食べに来たのじゃ！)
と、次のページをめくると‥
(なぬ！？シルキーパンケーキですと！？！？くっ‥くそぅ‥これは捨てがたし‥！)
まさかのライバル登場により、
ティラミスパンケーキのページといったりきたり。
何度見比べても心が決まらない為、
先にドリンクを決めることにしました。
プラス¥300でソフトドリンクがつけられるカフェセットか。
プラス¥500でアルコールドリンクがつけられるアルコールセットか。
(これは仕事終わりでのどがかわいている30代女性に対するテストなのか‥"サッポロ黒ラベル(瓶)"よ、君は私を呼んではいけない‥！)
誰に何を言われたでもないのですが、
さすがにパンケーキにビールはあかんような気がします。
そもそもパンケーキにアルコールって‥
(アリだろ！)
いやいや、全然ナシなんだけれどもさ。
(ティラミスって元々コーヒーリキュール使ったスイーツよね。じゃあお酒にも合うよね。じゃあじゃあティラミスパンケーキにすればアルコールセットにしてもいいのよね。)
歳をとるとありえないこじつけをしてみたり、
しょうもない理由で自分に甘くなるような気がします。
さすがにビールはまずいと思ったので、
「すみません、ティラミスパンケーキにアルコールセットで‥スパークリングワインをお願いします。」
数分後、スパークリングワインが切れているとのことで、白ワインに変更しました。
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「お待たせしました、白ワインです。」
空きっ腹にアルコールはまずいのでちびりとやりつつパンケーキを待つことに。
それから10分後‥
「お待たせしました、ティラミスパンケーキです。大変柔らかいので、よろしければスプーンをお使いください‥！」
(ほぉ〜すくって食べるタイプなんだぁ〜！)
思いもよらない提案に驚きつつも、
まずは
(実食！！！)
ふるふるのパンケーキにスプーンを入れると、
まるで生地全体がクリームかのようにふわりとすくえてしまいました。
(こりゃぁ前衛的なパンケーキだのぅ‥！)
そしてそれをそとまま口に運ぶと‥
(にょほーっ！ほのかな甘さ！プルプルの食感！)
"飲むパンケーキ"と言ってもいいくらいの軽い食感。
また、生地はシロップをかけなくても十分に甘く、
とはいえ甘党向けともいえない、
あっさりとした甘さ。
これぞまさしく大人のパンケーキ！
(ではシロップくん達をかけてみましょうかね！)
手前がエスプレッソだという説明があったので、おそらく奥はメープルとかの甘いシロップなのでしょうね。
まずほエスプレッソからジョボボボボ‥！
(うーむ、あたいはコレをかけた方が好きだな！)
無糖のココアパウダーとの相性が抜群でして、そこに白ワインを入れると
(これまた絶妙！)
3つの波の形に絞られた
(マスカルポーネかなぁ？)
をからめると、
たちまちチーズの豊かな香りに包まれます。
そこに甘い方のシロップをかけて食べると‥
(ん〜〜〜‥っ！ヘブン！！！)
ものの5分で食べ切ってしまい、
何度嘆くも「コレ、お店からのサービスです！」と焼きたてのパンケーキが追加で盛られることはありませんでした。
(※当たり前ですよ)
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白ワインも冷えていて、大満足の小一時間でした。
ただやはり。
あのシルキーパンケーキも食べたいのです。
ティラミスパンケーキがあんなにも美味しかったのですから、
シルキーパンケーキだってそうとうおいしいはずです。
また今度。
第二次パンケーキブームが来てからかな。
次回からはまたラーメンとか定食を食べに行こうと思います。
今宵も渋谷に感謝。
