未来の私よ‥聞こえるか？
過去のあなたは、40万円もするハイブランドのバッグが欲しい‥
清水の舞台から飛び降りるつもりでそのバッグを買おうとしているのだが、
その理由は"アラフォー祝い"だそうだ。
アラサーに突入した時、
当時のあなたは恋愛にかまけ、
本当は
"アラサーになったら10万くらいの高い革靴を買う"
という約束を自分にしていたのに‥
なによりも大事だった恋愛に、
その10万を費やした。
そのおかげで、
アラサー突入後まもなくの春に、
無事に結婚することができたのだが。
アラフォーを目の前にした過去のあなたは、
"果たせなかった自分との約束"
に頭を悩ませている。
アラフォーで大金を自分に投資できなかった場合、
今後も節目節目で思い出し、
後悔するのだろうか‥？
しかしアラフォーに入ることは、
そんなにすごいことでもめでたいことでもない。
人生はつづく。
おそらくアラフォー時点のあなたの倍以上‥人生はつづく。
だからアラフォーを祝ったってなににもならない。
まとまったお金が必要になった時、
"あの時40万ものバッグを買わなければ良かった"
だなんて思うのだ。
だがしかし。
"初めて40万円もするバッグを買うこと"
が、過去のあなたには必要で、
重要で、
大切なことなんじゃないのか？
やれ節目だ、
やれ折り返しだなんていうが。
それがなんの為にあるのか‥
未来の私よ‥
あなたはちゃんと、
知れているのか？
‥などという戯言をほざく今の私よ。
お前はただ、
40万もするCELINEのバッグが欲しいだけであるぞ？
ロマンを並べたてて、
欲望をこじつけるのも大概にしろ。
(ああ‥マジでCELINEのバッグ欲しー‥買いてぇー‥だけど高ぇー‥)
※次回は4/12にあげます
