日々のこと

昭和61年生まれの既婚子なしの女が、思ったことをだらだらと話すブログです。

【頂マーラータン】@渋谷

小雨が降りしきる中。なんとなくで散歩していた渋谷の桜丘町で、
いくつか、
美味しそうな食事処を見つけました。


(あれー、この店‥
ドンキの近くにもあるような‥?)
と、思った“麻辣湯”というカンバン。


“麻辣湯”。


皆さま、この読み方とどんな食べ物であるのか‥
ご存知でしょうか?


漢字の読みが苦手な私は、
案の定、読むことができませんでした。


つい先日も‥
鬼太郎

“おにたろう”
と読み、同僚に苦笑いされていたわたくし。
自分でも読み方のセンスのなさにあきれます。
なんすか、“おにたろう”って。


“麻辣湯”。
これは“マーラータン”と読むそうです。


中国の料理で、簡単にいえば“激辛春雨ヌードル”。
動物系でとったダシに唐辛子や花椒(カショウ)などの香辛料をくわえたスープに、
太めの春雨と肉、魚介、野菜などの具材を入れたものが“麻辣湯”となります。


発祥地では“スパイスの効いた薬膳スープ”と称されるそうですが、
スープと呼ぶには春雨が多過ぎます。
食べたイチ日本人としては
(“ヌードル”と表現したいなぁ‥)
と思います。


まだ日本には専門店が少なく、
都内でも数えるほど。
しかし、そこはさすがの渋谷さま。
すさまじい外国文化が入り乱れるここ渋谷には、なんと2店もの“麻辣湯”専門店があるのです。


今回は“麻辣湯”のお店を2店続けてレポさせていただきます。

 


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最初にうかがったのは、
パン屋“VIRON”の隣ビルにある、
【頂マーラータン(いただきまーらーたん)】。
雑居ビルの地下に位置するこちらは、
入りにくい外観とはうってかわって、
清潔で、女性が好きそうな内装でした。


先客も女性2人組、男女カップル、おひとりさま女性といった感じ。
やはり“薬膳”といううたい文句が効いているのでしょう、
(上着やバッグをかけるフックも完備ですぞ、
女性の皆さま‥!)


キョロキョロとあたりを見回していると、
「当店は初めてでいらっしゃいますか?」
と聞かれ、
お店のシステムを説明してもらいました。


まず、冷蔵ショーケースの横にあるプラスチック製のボウルに、
ショーケースから好きな具材を3つ選んで入れます。
具材はお肉、魚介、野菜‥
餃子に卵、厚揚げなどなど、
実に数十種類もの具材が並んでいます。


(青菜だけでも4種‥ううっ、迷う‥)
ビギナーはビギナーらしく。
まずは“小松菜”“マッシュルーム”“ワンタン”という、
チンプンカンプンな組み合わせで挑みます。


ボウルを厨房の兄ちゃん(※読み方はあんちゃん)に渡し、
(これで万事OK!)
と思いきや、
「スープの辛さはいかがなさいますか?」
と聞かれ、
(ぐへっ!忘れてたー!さっき説明された時に言われたんだったー!)
とあたふたしながら、
お店の壁にかけられた辛さの段階の説明を見上げ‥
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0番→辛いのが苦手な方は、辛くない白湯で!!
1番→初めてで心配な方はピリ辛で!!
2番→辛いは旨い!!おすすめ中辛!!
3番→やみつきの辛さ3倍!!
4番→思わず口から火をふきます!!(プラス110円)
5番→1度はチャレンジしたい激辛!!(プラス110円)
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いちおう、
普通の人よりも辛いものは平気な方なので、
「2番で!」
と伝え、席に着きました。


着席してから店内の中央に、
紙エプロンやヘアゴムが用意されてあることに気づき、
(髪の毛はすでに縛り済みたぜ!)
と得意げに鼻をふくらまし、紙エプロンを装着しました。
やはり女性へのサービスが徹底されています。
(いたれりつくせりでやんす‥)

 


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「おまたせしましたー、辛さ2番です!(ドンッ!)」

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(あら、意外と赤くない‥!)
見た目はスパイスたっぷりのスープ。
この見た目なら美味しく食べられる辛さだと思いました。


(さぁて、いただきますよー‥)
まずはスープをゴクリ。
(‥‥‥っ、ん‥?‥気のせいかな‥?)
続けてゴクリ。
(‥‥‥っっ、‥あぁ、熱いからか‥!)
またまたゴクリ。
(‥‥‥っっっ、いや、違うな‥)
ゴク、ゴク、ゴクリ。
(‥‥‥っっっっ!やっぱり、かれぇ!!そしていてぇ!!!)
でましたよ、中国式の辛さ。
見た目で判断できない、中華料理の落とし穴ですよ。
あの程度を知らない、人を死に至らしめる辛さは(※大袈裟)、
(繊細なジャパニーズにゃぁ、刺激が強過ぎんじゃぁぁぁ!)
と発狂しつつも、その悶えるレベルの辛さ‥
(クセになるんですわー、、、)
辛さと熱さでくちびるを腫らしながら、
みゃーみゃーとスープをすすりました。
熱くて辛かったせいか、
具体的なダシの味がわからず‥
スパイスの味と表現した方が正解に近いのかもしれません。


いいかげん春雨を食べようと思い、
はしで持ち上げると
(ぶっと!)
マロニーよりも太い春雨麺のおでまし。
(こりゃあ食べごたえあるわー!)
と、熱さと辛さにやられた(※殺られた)くちびるをとがらせて、
(ふぅふぅ‥ふぅふぅ‥)
いい具合にスープを吸った麺も、
旨味たっぷり。


予想通り、
“小松菜”“マッシュルーム”“ワンタン”のチンプンカンプンな具材たちは、
なんでしょうかねー‥
うまいとかまずいとかじゃなくて、
(ただのっかってるって感じよね。)
この組み合わせはあまりオススメできませんのでご注意を。笑

 


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辛い、痛い、熱いの三拍子がそろった“麻辣湯”。
激辛好きにはたまらん逸品です。
次回は冒頭でもお話ししました、
桜丘町にある“麻辣湯”のお店をレポします。


個人的にはそちらの方が好みだったので、
違いも説明できればと思います。


熱くて辛いものを食べると鼻水が止まりませんねぇ‥
使った紙ナプキン達を、
紙エプロンにくるんでまとめてあげると、
(お店の人も楽なのでは?)
と思い、実践しています。
ご参考までに‥