日々のこと

昭和61年生まれの既婚子なしの女が、思ったことをだらだらと話すブログです。

2018/5/23

先日。買い物があったので、仕事帰りに二子玉川高島屋に寄りました。

お目当ての商品を購入後、
(ふなぁ〜‥腹がへったぁ〜‥!)
と思い、
毎度のイタリアンジェラート店【アンティカ】に行きました。


ここは店内でジェラートを作っている、非常に珍しいジェラート店。
どの店にも劣ることのない新鮮なジェラートが食べられます。


しかも。
本場イタリア仕込みのせいか、
ダブルを頼むと四角いコーンに盛りつけてくれるのです。


“四角いコーン”って‥
わかりにくいですかねぇ‥?


盛り付けるフチが四角い土台になっている‥
とでも言いますか、
ジェラートと言えば、このコーン!”
的な。
素材はハイカラなワッフルとかじゃなく、
すぐに湿気ってしまうような、
モナカ素材のあやつ。


私はあれが子供の頃の憧れでした。
“大人だけに許される贅沢”のような‥
今となってはなんてことないものではありますが、
子供の私にとってあの四角いコーンは“夢”そのものだったのでしょう。


その四角いコーンに、
この度も盛りつけてもらうべく、
「ダブルのコーンで‥!」
と頼み、お会計を済ませました。


大きなショーケースには季節限定のフレーバーと定番のフレーバーが並び、
夏を目の前にした今時期は、
パッションフルーツ”だの“ラムネ”だのの、
いわゆるシャーベット系が真ん中を陣取っていました。


どちらかというと。
脂肪分の多い、こっくりとした甘さがあるフレーバーが好きなわたくし。


(うーむ、濃厚なの希望ー‥
どうしよう、食べたいものが見当たらないー‥(涙))


ひとつは定番フレーバーの“ティラミス”にすることを決めたのですが、
もう一種類が決まりません。


(“ミルク”っていうフレーバーか“バニラビアンカ” ってのにしようかなぁ‥)


と、迷っていたところ。
“バニラビアンカ”に“季節限定”の文字が‥


(限定に弱くてなにが悪い!ふんっ!)


誰に何を言われたでもないのに、
そんなことを考え‥
「“ティラミス”と“バニラビアンカ”でお願いします」
と注文しました。


すぐに商品を受け取り、
イートインスペースに腰をおろします。


(まずは季節限定の“バニラビアンカ”からよね‥)


濃厚なのにさっぱりとした甘さ。
鼻をかすめすバニラの香り。

なかなかにボーノ。
しかし案の定‥
どの辺りが“ビアンカ”なのかわからなかったので、
なんとなく“ビアンカ”という娼婦を頭の中でチラつかせる私。


(おお‥!“ビアンカ”って感じ!)


バニラの香りは、
女度が高い女性がつける香水といったイメージがあります。


そんなこんなでベロベロと“バニラビアンカ”を食い荒らし、
次に大好きな“ティラミス”をベロリ。


(‥‥‥の、わぁぁぁぁぁ!やっぱりうめぇぇぇぇぇ!)


と。
その瞬間。


(うぉぉぉぉぉ!もっと食べてぇぇぇ!)


まだたんまりあるのに。
食べたそばから追加を希望する始末。
そしてこの時すでに。
やり手の娼婦“ビアンカ”は、
とっととお客をひっかけて、
私の脳内から消え失せていたことは、
言うまでもありません。


ひとくちひとくち。
惜しむように食べながら。
(ああ、二種類とも“ティラミス”にすりゃーよかったなー‥‥‥)
と思いました。
しかしですよ。
この“ダブルで二種同味選択”は果たして
“贅沢”なのか‥
裏を返せば強欲で貧しい感性、あるいは下品ととれやしないか‥
(でもさー、これこそまさに“大人だけに許される贅沢”なんでないのー?)
と、毎度ながらに悩む私。
好物を飽きるまで食べること。
至高の喜び。
それすなわち“大人だけに許される贅沢”。


上には上があり。
四角いコーンの上には、
“ダブルで二種同味選択問題”が。
子供も大人も、
悩ましいったらありゃしません。


これが私の。
ここ最近の。
最大の悩みです。