Instagramはやっていないのですが、
毎日見ているInstagramがあります。
それは女優の石田ゆり子さんと、
ラジオパーソナリティのクリス智子さんのInstagramです。
朝の通勤列車の中でのぞくことが多く、
今朝もふら〜っとおじゃましていました。
ゆり子さんのをのぞいた後、
クリスさんのをのぞいていたら‥
(あれ?)
どちらとものお写真に、
葡萄色の本が写りこんでいました。
大好きなおふたりが。
いっさつの本の中に。
しかも別々で。
(ハヤク。カエリタイ。)
急行列車の窓から降り注ぐ、
こがね色の陽の光を顔面に浴びながら、
私は頭の中で“帰りがけにどの本屋さんに寄るのがベストなのか”ということを考えていました。
(お夕飯買うのは、東急でいいっかぁ〜。
じゃぁ、二階の本屋さんだな。うん、うん。)
通勤時、すでに帰りたかったのもつかの間。
月末の忙しさにあけくれて、気がつけば退勤時間でした。
朝のシュミレーション通りにゲットした私は、
早めに寝仕度を整えて、
ベッドにふせって、
クリスさんのページから読み始めました。
ほぼ毎日、
クリスさんの番組を聴いているせいか。
つづられた言葉の全てが、
クリスさんの声で流れてゆきます。
あのまろやかで優しい‥
春風のような声。
(それでいて儚げなのはどうしてなのかしらん。)
私は声や筆跡はその人の人間性が垣間見えるものだと思います。
そして“儚さ”は最強の武器だと‥
確信しています。
クリスさんは本の中でこうおっしゃっていました。
【大切なのは、自分で感じること。
それを自分の言葉で伝えること。】
自分の興味の対象が、
同じ場所や空間、世界で出逢って。
私は‥
自分があながち間違ってなかったんだと、
未熟ながらにも思ってしまいました。
奇跡だなんていう言葉で片付けないで、
事実を噛みしめて自分になじませていく方が、
よっぽどためになりますね。